こんにちは。
心理カウンセラーの木村です。
初回のコラムは心のモヤモヤの正体とは?です。
日常生活で、どうも腑に落ちないということってありますよね。
別にイヤではないのだけれど、何か引っ掛かるなと思うような。。。
こういう状態を「モヤモヤする」と表現するのではないでしょうか。
では、なぜこのような状態になるのでしょう。
それは、頭のなかが整理されておらず、自分の言いたいことが自分でも分からないからです。
すなわち「モヤモヤ」の正体とは、言語化できない「もどかしさ」なのです。
自分の感情を言葉で表すなんて簡単!だとおもいますよね?
それなのに、なぜ「モヤモヤ」する人が多いのでしょう?
その理由は、感情を正確に表現することは、呼吸と同じように無意識でできるような簡単なものではないからです。
多くの感情は、ひとつの感情から形成されているものではありません。
複数の感情が混ざりあって「怒り」や「哀しみ」のように表現されています。
例えば、間違いを指摘され怒っている人がいるとしましょう。
この人の感情は「怒り」ですが、間違えたことに対する「羞恥心」や指摘された際の言い方に対する「嫌悪」なども同時に感じていたりします。
それなのに、複数の感情を一つに統合して「怒り」として認識しているのです。
しかし、「怒り」「羞恥心」「嫌悪」はそれぞれ違う感情な為、「自分は怒っているんだ!」と認識している反面、他の感情も感じていて、しっくりこないと感じてしまう。
これが「モヤモヤ」の正体なのです。
正体が分かれば、次は対応の仕方ですね。
「モヤモヤ」の解消方法は次回掲載します。